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  花咲くオトメのための嬉遊曲
   
(LOVER-SOUL 2004/12/30)
ジャンル 一風変わった野球ADV
特徴 ・女子野球もいいね!
・ライター語り過ぎ;
・エロは期待薄
《感想》
 
 同人サークル「Lover Soul」のヴィジュアルノベル。
 
 遠征中の交通事故で仲間を失い、自身も足に怪我を負って引退を余儀なくされた高校球児が、
 ひょんなことから女子野球部のマネージャーとして招かれるところから、ストーリーは始まります。
 
 女子野球という一風変わった題材で、可憐で個性豊な少女たちが白球を追う、という設定は、なかなかどうしてツボおさえています。
 
「アタックNo.1」や「エースを狙え」など、女の子が主人公のスポーツモノは、ドラマや漫画では良く見かけるものの、
 エロゲーではなかなかお目にかかれないジャンルですね。
 
 もちろん、エロゲーゆえに、主人公の視点で語られることがほとんどで、ゲーム上は「攻略対象」に過ぎない彼女たちですが、野球に真摯に打ち込む姿は臨場感たっぷり。
 
 ストーリーがつまらないと「テキストを消化している」という、事務作業に陥りがちですが、
 そんなこともなく、彼女たちの活躍を支える野球部の一員として、応援したくなるような、そんな気持ちになりました。
 
 主人公は自分が野球ができなくなったことを、嘆くわけでもなく、
 淡々と女子部のサポート役に徹していたのが、変に話をややこしくせずに、良かったのかもしれません。
 
 
 しかし、スポ根青春グラフティかと思いきや、
 女子野球部が発足し「さぁ、やるぞ!」という雰囲気で盛り上がってきたところで、
 いきなり、哲学的な恋愛感を語るシーンが長々とあったり、
 かなりムラがあるシナリオでした。
 
 シナリオライターは、よっぽど自分の持論を披露したかったのか、
 引用を使い、ストーリーに何の肥やしにもならない話を延々と語られるのは、かなり野暮ったかったですね。
 
 野球の話については、経験者には、なかなか通ずるものがありましたが、
 未経験者にはちょっとつらいかもしれません(ルールが分かる程度では厳しい)
 
 激しい感情のやりとりがなく、全体的に間延びした雰囲気でした。
 
 お約束なシーンを展開し、ありきたりな恋愛エロゲーになってしまうのが嫌だったんでしょうけど、もっと女の子たちの内面を掘り下げてくれた方が良かったと思います。
 それだけ、ヒロインたちは魅力的だっただけに、惜しまれます。
 
 玉石混交。まさにそんな感じのシナリオでした。
 
 
 ゲームシステムは前述の通り、全画面型のヴィジュアルノベルゲーム。
 途中、選択肢が何度かあり、物語が分岐していきます。
 
 ナイン全員に個別のシナリオは用意されておらず、
 主要人物三人しかなかったのは残念でしたね。
 
 個人的には不思議系パワーヒッターの門田稲葉とか、巨乳キャッチャーの池水ちとせのシナリオが見たかった…続編はでないのかな〜。
 
(※ キャラクターについてはOHPを参照してください)
 
 テキスト機能は無難に揃っているので、特筆すべき点はなし。
 
 
 CGは、商業レベルと比べると見劣りしますが、同人レベルではまあ平均的なクオリティー。
 背景に実写を使うところが、手作りの同人っぽいですね^^
 
 エロシーンは、数は少なくエンディング前に申し訳程度に出てくるぐらいですが、
 描写はしっかりしています。
 なぜか3シーン中2シーンで母乳が出るのは不思議だけど(笑)
 
(以下ネタバレデータ)
   処女:大井紅葉、氷室乃雪
 非処女:蘆間水月
(ネタバレデータ終了)
総評・ゲーム詳細データ
 女子野球という、一風変わったテーマで勝負できるのは、同人ならではか。
 エロスは期待しない方が良い。
 女の子がスポーツに打ち込む、というジャンルが好きな人は、検討してみてはいかがか。
CG枚数 48 HCG率 25% シーン数 (3)
処女率 2/3(主要キャラのみ) プレイ嗜好 オーソドックス 音声 なし
選択肢 マルチエンド 音声再生
既読スキップ バックログ オートプレイ
セーブ数 50 クイックセーブ ×    
CG鑑賞 シーン鑑賞 × 音楽鑑賞
ディスクレス        
CG枚数には背景とバストアップ絵が約30%含まれています。
シーン数は概算(シーン鑑賞がないため)

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