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  巣作りドラゴン   (ソフトハウスキャラ 2004/6/25)
ジャンル 搾取、巣作りファンタジーSLG
特徴 ・人間から搾取して財成す
・個性的なヒロイン揃い
・エロ、ゲーム性は器用貧乏
《感想》

 ソフトハウスキャラのファンタジーSLGです。

 結婚を控えた竜族の主人公が、新婚生活のために財産と棲家になる「竜の巣」を作っていくという内容です。

 竜族といっても人間の姿になることもできる種族で、普段は人間の姿で生活しています(エネルギー消費が少なく生活しやすいから)
 竜の方が本来の姿なのですが、感覚的には「竜に変身できる人間」という捉え方で差し支えはないでしょう。
 竜の生態やファンタジーの世界観が随所に出てきますが、ゲームの舞台の雰囲気作りという程度で、ゲームのストーリーに密接に関わってくる感じはしません。

 竜族は絶対的な女性上位の社会で、強さも女性が上。
 衝突して殺し合いをするということもしばしば起こっている物騒な種族です。

 主人公のブラッドは、その竜族の女性の中でも、最強最凶と言われているヒロイン・リュミスと許婚にされてしまいます。
 ふたりは幼馴染ですが、そこに純愛ストーリーの王道のような甘い関係はなく、ブラッドはリュミスに虐められたり殺されかけたり、幾度となく酷い目に合っており、彼にとってリュミスは恐怖の対象でしかない存在です。
 竜族のしきたりに抗うことができないブラッドは、渋々気に入られるために(怒りを買って殺されないように)せっせと巣作りに励んでいきます。

 竜の巣は山の中に洞窟を掘って作ります。
 街や村を襲い力を誇示して、襲われたくなかったら貢物を寄越せと脅し、金品や物資を強奪します。
 それで得た財産を元手に、ギュンギュスカー商会という魔族の一派に依頼して、洞窟を豪華に設えさせていきます。
 また、名声を求めて竜退治に来る冒険者や、貯め込んだ財宝を求めて侵入してくる盗賊などを捕まえて身ぐるみ剥いだり、捕虜にして身代金をせしめたりと、基本的に人間たちから搾取することが生業ですw

 またブラッドは、リュミスと夜の生活もうまくいくように、捕虜にした女を相手にHの練習に励みます。

 このような流れをSLGでプレイしていきます。

 ゲームシステムはコマンド選択のターン制です。
 巣作りやHの練習、街を襲撃する、巣を守るためのモンスターを雇う、などのコマンドが選択できます。
 1ターンあたり1コマンドで、選択したコマンドに応じたイベントが起こります。

 巣作りは文字通り巣を作っていきます。
 巣は区画で分かれており、侵入者撃退用の罠やモンスターを待機させる部屋を作ったり、商店を作って侵入者に対して商売をして稼いだり、と資金に応じて色々な施設を作ることができます。

 効率的に侵入者を撃退するために、モンスター部屋の前に罠を配置しようとか、豪華にするために、とにかく高い施設を作ろうなどと、懐具合や戦力、方針に沿って巣を経営していきます。

 侵入者に主人公が殺されることはありませんが、財宝を盗まれたり出費がかさんで破産するとゲームオーバーになります。
 ただ、難易度は易しいので、普通にやっていれば、よほどのことがない限りゲームオーバーになることはないでしょう。

 自分の好きなように巣をカスタマイズできるのは、なかなか楽しいですが、区画が少なく有用な施設も限られてくるので、飽きが早いのが難点。

 巣作りの他にもうひとつのやり込み要素として、雇ったモンスターを育てるというのがあります。
 ターンの間で定期的に現れる侵入者と戦わせてレベルアップさせていきます。
 主人公は死にませんが、モンスターは死ぬのでいかに生き残らせつつ強くさせていくかの匙加減が難しい。
 モンスターはレベルアップするとスキルを覚えていくので、自分の好みのスキルを覚えたモンスターを育てていくのも、なかなか面白い。
 ただ、やり込みといっても奥は深くないので、これもすぐ飽きてしまうのは難点ですね。


 竜の巣を経営するという楽しみの他に、エロゲーですから当然エロなわけですよw
 ゲームにはリュミスの他に、ヒロインたちが登場します。
 生贄として捧げられてきた獣人の娘・ユメや竜の力を軍事利用できないか画策する王女ルクルなど、それぞれ個性的な生い立ちを持ったヒロインたちです。

 巣の完成を待つリュミスはエンディング以外にほとんど出てこないので、彼女たちのほうがメインキャストのように感じますね。

 彼女たちと会話をするコマンドを実行していくとシナリオが進みます。
 竜に捧げられた生贄や竜退治に来た侵入者だったりと、最初は主人公といい関係にないヒロインも中にはいますが、情を通わせていくうちに心を開いていきます。

 まあ、出会い頭に有無を言わさず犯すんですけどねw
 主人公は基本的に殺生を好まない温和な性格のなので、ヒロインたちもすっかり毒気を抜かれて懐柔されます。

 竜を倒す力を持ちながらも、主人公を慕い健気に尽くすユメや、主人公が好きだけど気位が高いゆえに素直になれないルクルのツンっぷりは、なかなかツボでした。

 竜族は気に入らない相手を殺すとか、街を襲撃したり巣に侵入してきた人間を倒すとか、わりと殺伐とした事や単語が度々出てきますが、残酷な表現は触れられてないか、ぼかしており、展開もどこかほのぼのとしていて、アットホームな雰囲気が漂う不思議な世界観です。
 ヒロインを囲い、捕虜女とは好きなときにHして、ドラゴンの力を利用してやりたい放題。主人公にとっては申し分ない世界ですね。


 ゲームは既定のターンが過ぎると自動的にエンディング。既定のターンでなくてもある程度ターンが経過したら、途中でエンディングを選択することもできます。
 エンディングは条件を満たしたヒロインを選ぶマルチエンディングです。

 このゲームは繰り返し遊ぶ仕様になっており、特定のエンディングや条件を満たすと、次回プレイするときに見れなかったエンディングが新たに追加されます。
 また、次回プレイ時には育てたモンスターを数体引き継ぐことも可能。財産は引き継ぐことはできませんが、初期値は高くなっており、難易度が軽減されてイベントやCGを回収しやすい配慮はしてます。ただ、それでも少々面倒くさいですがね。


 Hシーンのシチュエーションとしては凌辱がメインということになるのですが、前述したように毒々しさはあまりありません。
 現実世界と違って竜の圧倒的な力の支配下にあるので、逆らってもしようがない、というような諦観があるからでしょうか。
 それと前述したように、アットホームな雰囲気なので、捕虜女が犯されるのも、凌辱というよりは、竜に捕まった罰ゲームみたいな印象を受けました。

 内容についてはエロは薄いです。
 CGもエロに特化しているわけではないので、HなCGの分量的にはそこそこ。
 名前のないのも含めH対象のキャラが多いので、一人当たりの配分は乏しくなります。
 メイン級のヒロインだから、フェラやパイズリなどのオーソドックスなバリエーションが網羅されているだろう、という楽観的な期待しない方がいいです。
 ハーレムHもエンディングを除くとありません。
 シーン数は多いですが、いくらテキスト差分で増やしたとはいえ、CGが同じなのでどうしても似たようなシーンになってしまいます。
 シーンの尺も概ね短いです。短く区切った文体で淡々と描写するテキストなので、萌え補正があったとしてもオカズゲーとしては厳しいでしょう。
総評・ゲーム詳細データ
ストーリーもエロもゲーム性もバランスよく構成されており、極めて中庸的なゲーム。
不満点はないが、反面ボリュームはあるものの秀でた部分がない。
SLGの部分もやり込み度や楽しさが物足りない。
CG枚数 97 HCG率 60% シーン数 76
処女率 7/7 プレイ嗜好 オーソドックス 音声 あり
選択肢 マルチエンド 音声再生
既読スキップ バックログ オートプレイ ×
セーブ数 100 クイックセーブ × 主人公名変更 ×
CG鑑賞 シーン鑑賞 音楽鑑賞
ディスクレス ×        
シーン数はエンディング含む

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